子宮の位置が妊娠力を上げる鍵

2025年も間もなく幕を閉じます
来年はどんな年にしようかとイメージを膨らませてみましょう。この時、より具体的に想い描いてみてください

来年の年の瀬は、女の子の赤ちゃんと一緒に里帰り中だわ。名前は○○ちゃん。実家に帰省してきた小さないとこたちが覗き込んで「ねてるねー。早く起きないかなー」とクスクス笑ってるのよ

ほら、つい笑顔になるでしょう

このワクワクした気持ちが夢を叶えるにはとてもいいのです

そして身体的に妊娠に大切なことは
精子と卵子の質
子宮環境

この子宮環境を整えるためには
子宮が本来の位置に収まるように骨格筋の歪みを整える骨盤ケアがとても重要だと、
12月20日に行われた
「一夜限りの限定配信　妊活”新常識”特別ライブ」で、よし子先生が熱く語っておられました

今回は、このHOTな情報をお伝えします

病院での不妊治療は精子と卵子を出会わせてくれます。
でも、精子と卵子を作り出すのはご夫婦のカラダです。
そして体内で受精卵となり、着床、妊娠の継続、出産、授乳、子育てと、長い道程を守っていくのは母体です

〈妊娠するために必須な身体的準備〉
①質の良い精子と卵子
②妊娠を維持できる温かな母体
③自分のエネルギーにプラスして、新しい命を生み出すのに十分なエネルギー

②の温かな母体とは子宮環境のことです。

子宮は鶏卵位の大きさで、骨盤のほぼ中央、膀胱の後ろ、直腸の前に位置する、逆さ洋梨のような形の袋状の臓器です。

下腹部にあり、おへその下あたりで、靭帯で吊られる様に支えられています。子宮の位置は、生理周期や妊娠によって変化し、骨盤内で前後に動くという可動性があります。

正しい姿勢をとって、下腹部にクッと力が入る状態になると子宮の位置は正しい位置に収まり、子宮、卵巣への血行が良くなり温かな母体環境を作り出せます。

「子宮は血の海」と東洋医学では表現するように、血行が充分あって二酸化炭素と老廃物は排出され、酸素と栄養と温かさが満ちることが大切なのです。

骨盤が後ろや前に傾きすぎていたり、左右で高さが違っていると、子宮は内臓に押しつぶされたり、片方だけ高く引っ張られたりして血の巡りが悪くなり充分な働きができなくなってしまう。

例えば、傾いた家にずっと住んでいたら具合が悪くなりますよね。それと同じです。

骨格筋に歪みがないカラダに整えることは内臓の働きも上げることになります。

骨盤はからだの土台であり、子宮環境を根本から支えています！

骨盤を整えるケアを続けると、子宮の位置が本来の場所で安定します。この本来の子宮の位置が妊娠力を上げる鍵になります。

ほとんどの人は姿勢が良くないです。電車の中でもスマホから目を離さず猫背になっている。頭が前に倒れていると、バランスを取るために骨盤を後ろに倒しがちです。背骨は丸まって、肋骨の動きを制限してしまい呼吸が浅くなる。体内の細胞たちは酸素が足りない状態が長く続き、歪んだ環境にいると内臓の働きが落ちて、なんとなく不安という感情がまとわりつくことになります。

正しい姿勢を保つために骨盤ケアがとても大事です

〈骨盤が歪む原因〉
○筋力不足
運動不足や食事のタンパク質不足などで筋肉量が減り、筋力が低下することで骨格を支える力が弱まります
普段の姿勢や動作の癖により左右片方にだけ負荷がかかり歪んでしまう
腹筋が緩むと腹圧が下がって肋骨が落ちてウエストラインが寸胴になります

○悪い姿勢
片足に重心をかけて立ったり、椅子に座ると足を組む癖がある人は要注意です
パソコンやスマホを見て首や顎が前に出て猫背になる、巻き肩になる姿勢は骨格の歪みの原因です
身体全体のバランスの土台である骨盤も歪みます

○妊娠・出産後
妊娠後期の大きなお腹は骨盤を前に傾けて、横に開いて出産の準備に入ります
出産後、約3ヵ月かけて前傾していた骨盤は自然に戻っていくはずなのですが、戻らない状態を「産後の骨盤の歪み」といいます

〈身体の歪みで起こる症状とは？〉
○肩こり・腰痛
背骨のS字カーブが崩れると、僧帽筋や背筋に負担がかかり、筋肉が緊張しコリや痛みを招く

○胃もたれ
骨盤が前後に傾くと、正常な位置で内臓を支えられず下に降りてしまいます。逆流性食道炎に悩んだり下腹が出ます

○冷え
骨盤の内側を通っている血管が骨盤の傾きによって圧迫される。血液循環が悪くなり下半身の冷えとなります

○生理痛
内臓が下がると、その重みが子宮、卵巣に圧し掛かります

すると血流が悪くなり、女性ホルモンが乱れていろいろな生理トラブルが起きます

○お尻が下がる
骨盤が傾くことで大臀筋などの筋肉が緩み筋力が低下します

○脚の長さが違う
骨盤が傾き、股関節の位置が変わると左右の脚の長さが違ってきます。O脚やX脚になりバランスの悪い体形や姿勢になります

○便秘
骨盤が傾き、内臓が下がると骨盤内の下部で内臓を支え、尿や排便の促進・抑制を行う筋肉を圧迫します。
血行が悪くなり、臓器や筋肉が上手く働けず尿失禁や便秘を招くことに

〈どう対処すればいいの？〉
１、整体を定期的に継続して受け、骨盤のゆがみを調整し、維持できる筋力をつけていく
２、立ち方・座り方・歩き方の理想的な姿勢を身につけていく
３、ストレッチや筋力アップなどのセルフケアを実践していく

〈正しい姿勢とは〉
○立ち方
壁を背に立ちます
踵、ふくらはぎ、お尻、肩、頭の5点がちゃんとつきますか？
前腿をクッと上に引き上げるイメージで腹筋を締めると良い姿勢が掴みやすいです

○座り方
両膝を並べ、足裏を接地させます
お尻の坐骨の２点で上半身を支えます
一度上体を前に倒しお尻をぷりっとさせてから上体を起こすと、座面に太腿裏がぴったり付き座位が安定します
腹筋を締め上体を引き上げましょう
頭のてっぺんから糸で吊られているイメージで正面を向きます

○歩き方
ふとももの内側の筋肉を使い、いつもよりこぶし一つ分大きな歩幅でスタスタ歩きます

正しい姿勢を維持するには結構な筋力が必要ですが、毎日の一歩一歩の積み重ねが筋肉を鍛えてくれます

見た目に美しい姿勢は、筋肉を正しく使っている証です

〈セルフケア〉
○腹横筋・背筋を鍛える
正しい姿勢を保つことで体幹の筋肉は鍛えられます

○柔軟性をつける
筋肉や関節が硬くなると、骨格が正常な位置で支えられません
体幹の筋肉、太もも裏、背骨、股関節、お尻の筋肉の柔軟性を保つストレッチは欠かさずに

骨盤ケアというと1回だけやれば良いと思う方がおられますが、日々の姿勢や歩き方、座り方のクセで骨盤はたんだん歪んできます。なので、整体だけではなく歩き方、座り方、立ち方の指導を直接してもらうことが大切ですし、自分自身で自覚できないと変えられないのです。クセを治すのにも時間は必要です。
サロンで今の自分の歪みの状態を客観的に観てもらい、骨盤整体を受けてみれば効果は即実感できます！

締まった骨盤を自身のカラダで体感してください

継続的に骨盤ケアを受けることで
子宮環境をずっと本来の位置に整えられます
妊娠力を上げるために骨盤整体はとても重要です

2025年12月29日　カテゴリー：不妊・妊活