妊活に夫が協力してくれない…原因と対処法を解説|一人で抱え込まないためにできること

妊活は夫婦で取り組むものと分かっていても、「夫が協力してくれない」と感じて悩む方は少なくありません。夫との温度差に戸惑い、不安や焦りを抱えてしまう女性も多いでしょう。
本記事では、夫が協力しない理由を整理したうえで、関係を壊さずに歩み寄るための具体的な対処法や、夫婦で妊活に向き合うための考え方を解説します。

【この記事の監修医師】
片山典子医師 婦人科・産婦人科医

【この記事でわかること】

妊活に夫が協力してくれないと感じるのは珍しいことではない

妊活における夫婦の温度差は多くの家庭で起きている課題です。
女性は体の変化(排卵・生理など)を直接感じるため意識が高まりやすいのですが、男性は体感が少なく実感しづらいことが妊活における温度差が生まれやすいひとつの要因です。
また、情報収集量や年齢に対する危機感の違いも意識の差を生む要因といえるでしょう。こうした前提を理解することが、夫婦関係を円滑に保ちながら妊活を始める第一歩になります。

夫が妊活に協力しない主な理由

夫が妊活に対して非協力的に見える背景には、心理的・環境的な要因があります。前提として、「協力しない=無関心」とは限りません。行動の背景を理解せず感情的に責めてしまうと関係が悪化する原因になるため注意しましょう。

妊活の知識がなく、何をすればいいか分からない

女性に比べて男性は妊活に関する知識が乏しく、「何をすればいいのか分からない」と感じているケースが多くあります。具体的な行動イメージが見えないため、結果として“何をすればいいのか分からない=動けない”状態になりがちです。

プレッシャーやストレスを感じている

妊活は男性にとってもプレッシャーになり得ます。タイミングや期待が強調されるほど、「結果を出さなければならない」という心理的負担が大きくなります。
本来は自然な営みであるはずの行為が義務のように感じられると、無意識に回避してしまうこともあります。
排卵日だと聞かされた場合、「これで妊娠しなかったら…」とプライドが傷つけられる男性も存在するため、まずは夫婦のコミュニケーションとして誘ってみるのもひとつの手といえるでしょう。

仕事や生活リズムが優先になっている

仕事中心の生活を送っている場合、妊活の優先順位が上がりにくいことがあります。特に共働き世帯が増えている昨今では夫婦で生活リズムが一致しないケースも多く、このようなズレも協力しづらさの一因になります。

男性側にも原因がある可能性を理解していない

不妊原因の半数は男性側にもあるとされていますが、いまだに「不妊=女性の問題」と誤った認識をもっている男性も少なくありません。
また、「自分は当てはまらない」といった根拠のない自信やプライドが邪魔をして、生活習慣を変えられない男性も。
妊活が自分ごと化できていないと、本気で取り組もうという気持ちも芽生えにくくなります。

妊活に非協力的な夫への具体的な対処法

妊活へ非協力的だからといって、感情的に責め立ててしまうのはNGです。最悪の場合、夫婦関係に亀裂が入り修復不可能な状態になるといった本末転倒の結果にもなりかねません。
感情論ではなく、関係を壊さない関わり方や対処法を見ていきましょう。

責めるのではなく悩みを共有したり相談する形で伝える

妊活の知識がない、あるいは何をすればいいか分からない夫に対し、「なんで協力してくれないの?」と責め立ててしまうと解決の糸口が見つからなくなります。
そこで、感情をぶつけるのではなく、「こう感じている」「こうしてほしい」と主語を自分にする伝え方をしてみると男性は理解しやすくなります。
具体的な行動を促したり、妻の考えを口にすることで夫の行動変容につなげられるのです。

妊活を夫婦の問題として認識してもらう

不妊は女性だけの問題ではなく、夫婦で取り組むテーマであることを説明し理解してもらいましょう。
うまく説明できなかったり、どうしても夫からの理解が得られない場合には、専門家の解説を活用してみるのもひとつの手です。第三者による論理的な解説があれば男性も理解しやすいでしょう。

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男性でもできる具体的な行動を提示する

意識づけができたら具体的な行動レベルまで落とし込みましょう。

 ・生活習慣の改善(禁煙・運動・睡眠・食事など)
 ・家事を一緒にやる
 ・通院の付き添い

などが代表的ですが、はじめのうちは命令ではなくお願いとして依頼し、実行してくれたら笑顔で「ありがとう」と感謝を伝えるのがコツです。「妻から頼りにされている」と夫に思ってもらえると、その後はお願いをせずとも自発的に行動するようになります。

一度距離を置いて気持ちを整理することも必要

妊活疲れによってストレスが蓄積する夫婦も多く、思うような結果が得られないと妻も夫も焦り、不安が募ります。
さらに、そのような中でも無理に進めようとすると夫婦関係が悪化するリスクも。たとえば、連日のように営みを強要された結果、夫は妻に対し反応しなくなってしまい、「夫の心をこんなにも傷つけていた」と妻が泣いて後悔した事例もあるのです。
そこで、妊活疲れを感じたら、まずは一旦冷静になる時間をとってみることも大切です。夫婦で散歩に行ったり映画を観たりと、妊活以外での夫婦の楽しみを見つけましょう。二人で楽しい時間を過ごし、お互いに冷静になることで気持ちにも余裕が生まれます。

実は重要!男性側の妊活も結果に大きく影響する

WHOをはじめとした公的機関の調査によると、不妊原因の約半数は男性側にもあることが報告されています。
そもそも精子と卵子のDNAは赤ちゃんの遺伝子になるため、女性だけの問題ではないことを知れば、精子の質を良くするための食事・生活習慣にも興味が湧いてくるはずです。

精子の質は生活習慣の影響を受ける

精子の質は睡眠・ストレス・食事などの影響を受けます。精子は約3ヶ月かけて造られるため、短期ではなく継続的な生活習慣の見直しが欠かせません。

1.睡眠
体内の修復や精子を作るために睡眠は不可欠であるため、就寝前のスマホは控え十分な睡眠時間を確保しましょう。

2.ストレス
慢性的なストレスはコルチゾールを大量分泌し、男性ホルモン(テストステロン)の分泌を阻害します。ストレスを溜め込まないよう、自分なりの気分転換の方法を見つけましょう。

3.アルコール・タバコ
お酒やタバコは精子の質を低下させます。過度の飲酒や喫煙は精子の運動率や数に悪影響を及ぼす可能性があるため控えましょう。

4.食事
加工肉などの添加物の多い食品を食べると精子の質に影響することがあります。添加物の多いものを避け自然な食材を選ぶことが大切です。

東洋医学の観点で考える男性の体質と妊活

東洋医学においてもストレスは妊活の大敵とされており、気の働きが弱まることで精子の質も低下すると考えられています。質の高い精子を造るためには身体づくりが重要ですが、そのために漢方サロンりんどうがおすすめしている具体的な方法をご紹介します。

1.食事の改善
「まごわやさしい(豆、ゴマ、ワカメ、野菜、魚、しいたけ、芋)」を意識した和食がおすすめです。
特に血を補う食材(黒豆・ナッツ・赤身の肉など)や精力を高める食材(ニンニク・しょうがなど)は男性の妊活に欠かせません。

2.ストレス管理
自分なりのリラックスする時間をもつことが大切です。瞑想や深呼吸、趣味の時間を楽しんで心を落ち着かせましょう。

3.適度な運動
長時間のデスクワークは精巣が圧迫され温度も上がりやすいため、1時間に1回は立ち上がり散歩をするなどして血の巡りをよくしましょう。
ハードなトレーニングである必要はなく、無理のない範囲で続けることがポイントです。

4.良質な睡眠
十分な睡眠は体の回復力が高まり、ホルモンバランスも整います。規則正しい生活を心がけましょう。

5.体温管理
精子は高温に弱く、体温より1~2度低い環境を好みます。温めすぎるのは禁物であるため、たとえば膝の上でノートパソコンを長時間使うことは控えましょう。

一人で抱え込まないために|夫婦で向き合う妊活

妊活は思い通りに進まないことも多く、精神的な負担を抱えやすいものです。夫が協力せず一人で頑張ろうとするとストレスが蓄積し、かえって体調やホルモンバランスに影響を及ぼすことも。
また、体質や生活習慣は人それぞれ異なるため、ネットの情報だけで判断するのは難しいのが現実です。そのため、第三者のサポートを取り入れることも有効な選択肢となるでしょう。

漢方サロンりんどうでは、妊活を「妊娠するためだけの期間」ではなく、「親になるための準備期間」と捉えています。体と心の状態を整えることで、妊活そのものが前向きな時間へと変わっていきます。
そこで、男性の妊活も含めた夫婦へのサポートや、無理なく続けられる形で体質改善に取り組めるオンライン妊活プログラムをご用意しています。
まずは1ヶ月、自分たちのペースで妊活と向き合う時間をつくってみてはいかがでしょうか。

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