「甘草」はご存知ですか？

漢方でも最もよく使われる生薬

「甘草」はご存知ですか？

激しい痛みを和らげたり
他の薬の効き目をおぎなうなど様々な薬効のある生薬です。

歴史はとても古くて
漢方発祥の地である中国の最古の医薬書にも記されてます。
奈良の正倉院にも1250年前の薬物として納められているそうです。すごいですね〜^ ^

甘草は豆科の多年草で夏頃に淡紫色の花を穂状につけます。
薬用にするのはその根茎の部分です。

効能としては消炎作用がよく知られて、他にも鎮痛、鎮痙、解毒、鎮咳などにも作用します。他の薬との調和、緩和する目的で漢方薬に広く用いられることや、名前の通り強い甘みがあるのでお菓子や醤油などにも使われるとても身近で人気者の生薬のひとつです！

ただ、身近ゆえ自分でも気がつかないうちに大量に摂取してしまうこともっ！
甘草配合の漢方薬の重複は注意も必要なこともありますので、処方を受ける場合はきちんと相談してくださいね。

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2016年5月12日　カテゴリー：漢方のこと