失って悲しい。だから「父親になりたい」と思えるようになった
長年、妊活を続けてきて、 ようやく宿った小さな命。 けれど、その命はつかの間で天に還っていきました。 そしてその後、再びの妊娠と出産。 今回…
不妊・妊活
妊活とは、赤ちゃんを授かることを願い、夫婦が同じ目標に向かって歩んでいく時間です。
「夫婦二人で頑張るもの」と分かっていても、実際には気持ちがすれ違い、孤独や寂しさを感じてしまうご夫婦は少なくありません。
その理由の一つが、男性と女性では考え方や物事の受け止め方が違うということです。
相手を大切に思っているからこその行動が、逆に誤解を生んでしまうことがあります。
◆妊活中によくあるすれ違い
① 通院が続いてくると…
妻:「病院へ通って、検査を受けて、薬を飲んで…。私ばかり頑張っている気がする」
夫:「自分が口を出すより、任せたほうがいいと思っている」
夫は妻を信頼して任せているつもりでも、妻には「一人で抱え込んでいる」と映ることがあります。
② 話し合いを避けてしまうと…
妻:「どうして何も話してくれないの?向き合ってくれない」
夫:「何を言えばいいのか分からない」
「変なことを言って傷つけたくない」
沈黙は優しさから生まれることがあります。
しかし、その沈黙は相手には「無関心」と受け取られてしまうこともあります。
③ 励まそうとしたのに…
夫:「大丈夫。また次があるよ」
「気にしすぎないで」
励ましたい一心でかけた言葉。
でも、
妻:「そんな簡単なことじゃない」
「私の気持ちを分かってくれていない」
夫は元気づけたかっただけなのに、妻には軽く扱われたように感じられることがあります。
④ すれ違いが続くと…
妻:「私には興味がなくなったのかな」
夫:「何を言っても傷つけそうだから黙っていよう」
その結果、会話は少なくなり、お互いに不安だけが膨らんでしまいます。
◆本当は、お互いを想っている
ここで知っていただきたいのは、
どちらも相手を想っている
ということです。
妻は一緒に悩み、一緒に歩いてほしい。
夫は妻を傷つけたくない、支えたい。
目的は同じなのに、伝え方が違うだけで気持ちが届かなくなってしまいます。
これは特別なことではありません。妊活中の多くのご夫婦に起こる、ごく自然なすれ違いなのです。
◆「言わなくても分かる」は通じない
結婚生活では、「言わなくても分かってほしい」と思う場面があります。
でも妊活は、夫婦にとって初めて経験することの連続です。
知らない検査。
知らない治療。
知らない専門用語。
不安になるのは当然です。
知らない漢字や言葉があれば、私たちはインターネットで調べます。
それと同じように、
相手の気持ちが分からない時には、会話をすることが必要です。
気持ちは、話さなければ伝わりません。
◆話し合うときのポイント
・妻へ
感情をぶつけるのではなく、
「私は○○が不安」
「私は○○がつらい」
というように、自分の気持ちを言葉にして伝えてみましょう。
責める言葉ではなく、不安を共有することで、夫も理解しやすくなります。
・夫へ
正解を探そうとしなくても大丈夫です。
論理的な解決策よりも、
「そう思っていたんだね」
「話してくれてありがとう」
そんな一言が妻の安心につながることがあります。
まずは気持ちを受け止め、そのうえで「自分にできることは何だろう」と一緒に考えていくことが大切です。
◆妊活は夫婦で歩むもの
妊活は、検査や治療だけではありません。
夫婦がお互いを理解し、支え合う時間でもあります。
すれ違いが起きること自体は悪いことではありません。
大切なのは、そのままにしないことです。
「なんだか最近、気持ちが離れている気がする」
そう感じたら、一度ゆっくり話をしてみてください。
結婚したいと思った相手だからこそ、きっと分かり合えるはずです。
穏やかな会話を重ねることで、不安は安心へと変わり、夫婦の絆はさらに深まっていくでしょう。
漢方サロンりんどうでは、妊活中の体づくりだけでなく、心の負担についても大切に考えています。
一人で抱え込まず、ご夫婦で安心して妊活に取り組めるよう、お一人おひとりに寄り添いながらサポートしています。
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