【養生】5月初めは腹八分目に。心と体を休める日を決めましょう
●5月5日「立夏-りっか-」 夏の始まりを示す日 ・蛙始鳴(カワズはじめてなく) ・蚯蚓出(ミミズいずる) ・竹笋生(タケノコしょうず) ●…
健康・美容
今年の夏も猛暑でしたね。
暑い時は、冷たいものがより美味しく感じ、
アイスやビールなど冷えたものを、
ついつい摂り過ぎてしまった方も多いのではないでしょうか?
冷たいものは口当たりが良い反面、
内臓を内側から冷やし、
負担を大きくかけてしまいます。
さらに、冷たい食べ物や飲みものの多くは、
糖分や脂肪分などがたくさん含まれているので、
肥満の原因にもなります。
人間のカラダは、ほかの哺乳類と同じく、
春と夏に新陳代謝が活発になり、
基礎代謝が高まるので、
本来、春夏は痩せやすい季節です。
夏はしっかりと運動し、
筋肉をつけるのに適しています。
筋肉はエネルギー消費の多い器官ですので、
筋肉を増やせば、燃焼型のカラダヘと変わります。
また、運動して汗をかくと、体内の熱が発散され、
心地よく過ごすことができます。
ただし、夏に暑さでカラダが疲れてくると、
体温調節機能が落ち、熱中症になりやすくなります。
体重が減るのは構いませんが、
脱水症状には十分注意する必要があります。
秋になると、
食べものの少ない冬に向けて栄養を貯め込むため、
カラダは食欲を増し脂肪を付けようとします。
秋は多少太るぐらいの方が冬の免疫力を保てます。
9〜11月でプラス3Kgぐらいの増加は、
適正範囲と考えても良いでしょう。
しかし、「夏太りしてしまった」という場合は、
自然の流れと反し、
カラダにムリをさせている可能性がありますので、
多少体重を調整した方が良いでしょう。
血糖値を安定させることで、
食べ過ぎや体重増加を防ぐことができます。
キノコやサツマイモといった、
血糖値を安定させる食物繊維が豊富な旬のお野菜を、
お味噌汁や野菜スープなどうまく取り入れて、
朝食に召し上がってみてください。
冬は、寒い外気に対して体温を保つために、
基礎代謝が上がります。
秋と同じ食事でも、体重は減りやすくなりますが、
体重を落としてしまうと、
免疫力が落ち感染症にかかりやすくなるので、
美容のためのダイエットはおすすめできません。
冬の寒さを乗り切るエネルギーを養うために、
羊肉、鴨肉、鹿肉、馬肉など赤身の肉で
タンパク質をしっかりと摂るようにしましょう。
とはいえ、
大寒(1/20〜2/3頃)を過ぎると、冬も最後の時期。
寒さを乗り切るにはタンパク質が必要ですが、
高タンパク食が長く続くと、
肝臓や腎臓に負担をかけてしまいます。
春に向けてカラダを整えるため、
野菜中心の生活へとシフトしましょう。
春には、山菜や苦味のある野菜を摂って、
冬の間に溜まってしまった余分なものを
植物の芽吹くパワーによって排出させましょう。
春には芽を
夏には花(葉)を
秋には実を
冬には根を
というのが、薬膳の食の基本。
旬を大切に 季節季節にあったものを食べて
体重の増減も健康的に整えるようにしましょう。
漢方サロンりんどうでは
整体と漢方でカラダを整えるお手伝いをいたします。
お気軽にお越し下さい。
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