12月は体を冷やさない配慮とキノコ類を食べましょう

●12月7日大雪-たいせつ-
雪が降り始め本格的な冬の到来

閉塞成冬(そらさむくふゆとなる)
熊蟄穴(クマあなにこもる)
サケ魚群(サケのうおむらがる)

●12月22日冬至-とうじ-
1年で最も昼が短く夜が長くなる日

乃東生(なつかれくさしょうず)
サワシカ角解(サワシカのツノおつる)
雪下出麦(ゆきくだりてムギのびる)

寒くなり厚手のコートが必要な頃です。
陰の気が極まる冬至の後は、徐々に日が延びて陽の気が増してきます。
この切り替えの変化の影響で体調を崩しやすい時期なので、特に持病をもつ人は気をつけましょう。

・食事内容を気をつける
・体を冷やさない配慮
・頑張り過ぎて負担をかけた後はちゃんと労る
体内の陰陽バランスを取り、体調を整え活力を保ちましょう。

食養生のポイント

12月は「腎」の精気を守り補うことが大切です。
腎の精気によって、陽の気を新しく作り出すことができます。腎が弱くなると他の臓器にも影響が出て、身体の免疫力や回復力が低下してしまいます。

腎の働きを助ける鮭やゴマを取りましょう。
低い気温から体を守るために、体を温める生姜、人参、南瓜や根菜類がおすすめです。
りんご、さくらんぼ、ぶどうなど寒い地域で収獲されるフルーツも体を温めてくれます。

◆鮭
鮭は体を温めてくれる食材で胃腸に優しく、ビタミンEや色素成分のアスタキサンチン、n-3系多価不飽和脂肪酸のEPAやDHAが豊富に含まれていて血流を改善する効果が期待されます。
血行を良くすることで冷えを防ぎ、体が温まりやすくなります。
鮭の頭の軟骨にはムコ多糖が含まれており、関節を丈夫にすることが期待されます。

◆ゴマ 
ゴマは強精作用を持ち、肝と腎を丈夫にしてくれるため、昔から「長生不老食」ともいわれています。
精力をつけ、造血を促進する作用があります。
ゴマに含まれるセサミンには、血中悪玉コレステロール値を下げたり、抗酸化作用があるため、老化を防ぎ、寒さからも体を守ってくれます。

◆長老不老食
不老長寿を願う中国皇帝のために考案された宮廷料理
ふかひれ
きぬがさ茸
菊の花びら
あみがさ茸
あわび
クルミ
百合根
きくらげ
ゴマ
などの食材を用いました

◆飲み会での食べ方対策
宴会では冷たい飲み物、油もの、味の濃いものが多いです。

油は冷えると固まります!
冷たい飲み物と油ものを一緒に食べると消化が遅くなり胃もたれの原因に。
対策は、
ビールや酎ハイで乾杯したら、2杯目から氷の入っていないお酒やお湯割りにして、野菜類や煮物を中心に食べましょう。
飲み会の前後数日は「まごわやさしい」の食材の和食を食べて胃腸を休めて。

朝スッキリ起きられて、行動を起こすことがおっくうにならない日々を過ごせるように、
旬の食材に助けてもらい、睡眠時間をしっかり取り、適度に身体を動かしてストレスを発散しましょう。

りんどうの漢方薬なら「凛道」がおすすめです。

東洋医学では「子宮は血の海」と表現するほど血を必要とする臓器です。
古来より血の元となる生薬が血の巡りを良くする助けになります。

揺らぎやすい女性のカラダは季節にあわせた配慮が必要です。

薬が病気を治すのではなく
自分自身の免疫力が戦って病気を防ぐのですから。

 

2025年12月1日 カテゴリー:健康・美容

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