「体質を整える」ってどういうこと?
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秋から冬へと季節が移り変わる11月。
空気が乾燥し、朝晩の冷え込みも少しずつ強くなってきます。 日中との気温差も大きくなり、身体に負担を感じやすい時期です。
11月は、身体を穏やかに温めること、胃腸をいたわること、乾燥から肌や喉を守ることを意識して過ごしましょう。
無理に頑張りすぎず、季節の変化に合わせて、ゆったりとした生活を心がけることも養生のひとつです。
◆11月の暦と七十二候
11月7日「立冬(りっとう)」
冬の始まりを示す二十四節気です。この頃から、少しずつ冬の気配が深まっていきます。
立冬の七十二候
山茶始開(つばきはじめてひらく)11月7日頃
地始凍(ちはじめてこおる)11月12日頃
金盞香(きんせんかさく)11月17日頃
山茶始開は山茶花が咲き始める頃、
地始凍は大地が凍り始める頃、
金盞香は水仙が香り始める頃とされます。
11月22日「小雪(しょうせつ)」
北の地方から、初雪の便りが届き始める頃です。
小雪の七十二候
虹蔵不見(にじかくれてみえず)11月22日頃
朔風払葉(きたかぜこのはをはらう)11月27日頃
橘始黄(たちばなはじめてきばむ)12月2日頃
冷たい北風が吹き、木々の葉が舞い落ちる。冬へ向かう自然の変化を感じる季節です。
◆ 11月は「温める・いたわる・潤す」
11月は、乾燥した空気と昼夜の気温差によって、肌や喉などの乾燥が気になりやすくなります。
東洋医学では、秋は「肺」、冬は「腎」と関わりの深い季節と考え、季節に応じて身体を整える「養生」を大切にします。
この時期は
・身体を冷やしすぎない
・胃腸に負担をかけすぎない
・乾燥から肌や喉を守る
・睡眠と休息を十分にとる
ことを意識してみましょう。
腹巻やレッグウォーマーなどを上手に取り入れ、冷えを感じる部分を穏やかに温めるのもおすすめです。
また、日中はできる範囲で外の明るさや日差しを感じながら、ゆったりと身体を動かしましょう。日光を浴びる際は、季節を問わず紫外線にも配慮してください。
◆ こまめな水分補給を
乾燥する季節は、喉や口の渇きを感じることがあります。
水や白湯などを一度に大量に飲むのではなく、その日の活動量や汗をかいた量、体調などに合わせて、こまめに水分をとるようにしましょう。
◆食養生のポイント
11月は「肺」と「腎」を意識した食養生を
東洋医学では、季節と身体の働きを「五臓」と関連づけて考えます。
秋は「肺」、冬は「腎」と関係が深いとされるため、11月は秋から冬への移行期として、乾燥から身体を守りながら、冷えに備える食養生を意識してみましょう。
ここでいう「肺」や「腎」は、西洋医学でいう肺・腎臓そのものの機能だけを指すものではなく、東洋医学独自の身体観に基づく考え方です。
・肺をいたわり、乾燥対策を意識したい食材
れんこん、大根、山芋、きくらげ、白ごま、松の実、銀杏、梨、りんご、ぶどう、みかん、柿、いちじく、クコの実、あさり、豚肉、はちみつ、豆腐
・秋の乾燥対策
梨、れんこん、山芋
・気を補い、胃腸をいたわりたい食材
うるち米、玄米、もち米、鶏肉、きのこ類、山芋、なつめ、くるみ、豆類、芋類
食欲が増えやすい時期だからこそ、消化の負担になりにくい食事を心がけ、よく噛んでゆっくりいただきましょう。
・血や体液を養い、腎をいたわる食材
きくらげ、ごま、山芋、鶏卵、豆腐、小松菜、人参、イカ、牡蠣、あさり、豚肉、りんご、ぶどう、クコの実
・身体を温める食材
ねぎ、ニラ、くるみ、栗、黒豆、生姜、紫蘇、えび、帆立、鮭、牡蠣、羊肉、鶏肉、牛肉、よもぎ、シナモン、胡椒、黒糖
身体が冷えやすい方は、冷たいものばかりにならないよう、温かい料理や汁物なども上手に取り入れてみましょう。
・気の巡りを意識したい食材
玉ねぎ、らっきょう、そば、鮭、柑橘類、紫蘇、香草類、ジャスミン、胡椒
香りのある食材や香辛料を適度に取り入れることで、食事を楽しみながら季節の養生につなげることができます。
◆肌の乾燥からバリア機能を守る
秋から冬にかけては、空気の乾燥などによって肌の乾燥が気になりやすくなります。
皮膚のバリア機能を保つためには、洗いすぎを避け、肌に合った方法で保湿することが大切です。
特に乾燥が強いときは、熱いお湯やゴシゴシ洗いを避け、入浴後など肌が乾ききる前に保湿剤を塗ることを心がけましょう。
日本皮膚科学会のガイドラインでも、乾燥が強い部位や季節などでは、石鹸・洗浄剤の使用を最小限にすることや、熱すぎない湯で洗うことが示されています。
お風呂上がりには、全身の肌にやさしく触れて、カサつきやつっぱりをチェックしてみてください。乾燥が気になる部分には、化粧水だけでなくクリームなども活用して、肌のうるおいを保ちましょう。
※赤み、かゆみ、湿疹、ひび割れなどが続く場合は、自己判断でケアを続けず、皮膚科など専門家に相談してください。
◆秋の土用は11月6日まで
2026年の秋の土用は、10月20日から11月6日
立冬を迎える前のこの時期は、季節の変わり目として、身体をいたわる時間を意識してみましょう。
特に、
食べ過ぎ
脂っこいものの摂り過ぎ
冷たいものの摂り過ぎ
甘いものの摂り過ぎ
は控えめに。
「お腹いっぱい」になるまで食べるのではなく、腹八分目を心がけるだけでも、食事との向き合い方が変わります。
◆毎日の積み重ねが、冬の準備につながります
朝すっきり目覚め、
「今日も気持ちよく動いてみよう」
と思える毎日を過ごすために。
特別なことを頑張る必要はありません。
・旬の食材を楽しむ
・温かい料理を取り入れる
・ 姿勢を正し、無理のない範囲で身体を動かす
・十分な睡眠時間を確保する
・肌の乾燥が気になったら、早めに保湿する
・腹八分目を意識して、胃腸をいたわる
・ 冷えを感じるときは、身体を穏やかに温める
そんな小さな毎日の積み重ねが、季節の変化に寄り添った身体づくりにつながります。
◆りんどうのおすすめ養生
11月の養生に、りんどうがおすすめしているもののひとつが、和漢酵素ドリンク「琥珀」です。
秋から冬へと向かうこの時期は、食欲が増したり、食事量が多くなったりすることもあります。
「琥珀」を毎日の食生活に取り入れる際には、食事全体とのバランスを考えながら、無理のない範囲でご活用ください。
◆自然の変化に対応する11月を
11月は、秋から冬へと季節が大きく移り変わる時期。
毎日の小さな選択を少しずつ変えていくことが、これから迎える冬を心地よく過ごす準備になります。
自然界の変化に応じて「身体をいたわる11月」をお過ごしください。
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