【養生】10月は肌を保湿して、20日から腹八分目に
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健康・美容
縄文人も食べていた「栗」
秋になると食べたくなるもののひとつが、ほくほくとした甘みがおいしい「栗」。
栗ごはん、焼き栗、蒸し栗など、昔から日本の秋の食卓で親しまれてきました。
実は栗の歴史はとても古く、日本では縄文時代から大切な食料として利用されていたことがわかっています。
青森県の三内丸山遺跡からも多くの栗が出土しており、縄文人にとって栗は身近で大切な食べ物のひとつだったと考えられています。
今のように一年中さまざまな食材が手に入る時代ではありません。
秋に実り、保存することもでき、お腹を満たしてくれる栗は、昔の人にとって貴重な自然の恵みだったのでしょう。
◆ 栗は「木の実」だけれど、ちょっと特別
栗は、くるみやアーモンドと同じ「種実類」に分類されます。
でも、栄養の特徴は少し違います。
くるみやアーモンドは脂質を多く含むのに対して、栗は脂質が少なく、主な成分は炭水化物。
じゃがいもやさつまいものような、ほくほくとした食感があるのもそのためです。
昔から栗が食料として重宝されてきた理由のひとつも、しっかりエネルギーを補える食材だったことにあるのかもしれません。
◆ 小さな一粒に、さまざまな栄養
栗には炭水化物だけでなく、
・ビタミンB1
・ビタミンB6
・ビタミンC
・葉酸
・パントテン酸
・カリウム
・食物繊維
など、さまざまな栄養素が含まれています。
なかでも少し意外なのが、栗に「ビタミンC」が含まれていること。
ビタミンCというと、レモンやみかんなどの果物を思い浮かべる方が多いかもしれません。
栗にもビタミンCが含まれており、茹でた栗にも一定量が残っています。
また、カリウムは体内の水分やナトリウムのバランスに関わるミネラル。
ビタミンB群は、私たちが食べたものからエネルギーをつくる過程に関わっています。
「おいしい秋の味覚」でありながら、さまざまな栄養を一緒に摂ることができるのも、栗の魅力です。
◆ 実は食物繊維も
栗には食物繊維も含まれています。
秋は、夏の暑さが落ち着いて食欲が戻ってくる一方で、朝晩の気温差などから生活リズムが変わりやすい季節でもあります。
そんな時期だからこそ、旬の野菜やきのこ、海藻、いも類などと一緒に、いろいろな食材をバランスよく取り入れていきたいですね。
栗だけで何かを補おうとするのではなく、旬の食材のひとつとして楽しむのがおすすめです。
◆ 甘い栗は、お菓子とは少し違う?
栗には自然な甘みがあるので、
「甘いから、お菓子と同じ?」
と思う方もいらっしゃるかもしれません。
栗そのものの甘みは、ケーキや栗きんとん、甘露煮など、砂糖をたっぷり加えたものとは別に考えてみましょう。
素材そのものを味わうなら、茹で栗や蒸し栗、焼き栗がおすすめ。
小腹がすいたときのおやつとして取り入れるのもいいですね。
もちろん、栗は炭水化物を多く含む食材なので、「体にいいから」と食べ過ぎるのではなく、食事全体のバランスを見ながら楽しみましょう。
◆ 栗ごはんにすると、秋の食卓がぐっと豊かに
栗を手軽に楽しむなら、やっぱり栗ごはん。
お米と栗だけでもおいしいですが、きのこやさつまいもなど、秋の食材を組み合わせても季節感のある一品になります。
炊きたての栗ごはんの香りや、栗のほくほくした食感。
「旬のものをおいしくいただく」というのも、毎日の食事を整える大切な楽しみのひとつです。
約九千年前から日本人の食を支えてきたとされる栗。
縄文時代の人たちも、秋になると栗を集め、季節の恵みをいただいていたのかもしれません。
今では一年中いろいろなものを食べられるようになりましたが、だからこそ、
「今の季節には、どんなものが旬なんだろう?」
と少し意識してみるのもいいですね。
今年の秋は、昔から日本人に親しまれてきた「栗」を、ぜひ食卓に取り入れてみてください。
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