■冷えタイプその①【血不足】

「血」は、「陽気(身体を温める気)」と一緒に流れているため、全身をめぐってカラダを温めています。
ですから、「血」が十分にないと「陽気」も全身に行き届かず、手足の冷えやしびれが起きてしまいます。

毎月、月経の出血がある女性は、男性よりも「血」が不足しがちです。
また、偏食や無理なダイエット、病気による消耗などで慢性的に「血」が不足すると、すみずみまでカラダを温めることができません。

さらに妊娠・出産は、「血」をたくさん消耗するため、産後はどうしても「血」が不足しやすい傾向にあります。
「血」の不足との関わりが深い女性の冷え性ですが、手足の冷えのほかにも次のような症状が見られます。

・動悸や息切れ
・顔色が悪い
・肌荒れ
・月経量が少なく色が薄い
・こむらがえり
・疲労感

また、「血」はカラダに栄養と潤いを与えるだけでなく、心にも栄養と潤いを与えていると漢方では考えるため、不足すると

・不安
・不眠(眠りが浅い)
・驚きやすい

という症状も出てきます。

上記のような症状のあるてはまる人は、日頃からしっかり「血」を養うよう心がけましょう。


〜「血」を補う生活習慣〜

▼少量ずつ小まめに、よく噛んで食べる
このタイプは、消化吸収する力が弱いため、一度にたくさん食べるのではなく、少量ずつに分けて食べる方が、栄養を効率よくカラダに摂り入れることができます。胃での消化を助けるため、ひとくちをよく噛んでだべるように心がけましょう。

▼「血」を補う食材
色の濃いものや黒いものは「血」を補うと言われています。
プルーンやなつめ、クコの実などのドライフルーツ類と、黒豆、ひじき、黒ごま、黒糖、黒きくらげなどの色の黒いものを、毎日少量ずつ、食事に取り入れるようにしましょう。

▼タンパク質もしっかりと
うなぎ、鶏肉、鮭、赤身肉などの「血」を補う作用の強い動物性タンパク質と、納豆、テンペ、もち米などの植物性タンパク質を、バランスよく摂りましょう。

▼夜更かしを避け、暗くなったら目と頭を休める
「血」は、夜寝ている間に作られます。ですから睡眠はとても大事。
夜更かしをすると、「血」が消耗するばかりで作らないため、いっそう不足してしまいます。目から入って来る光の量で、入眠を促すホルモンの分泌量が変わってくるので、寝る前は照明をおとし、遅くまで目を酷使しないようにしましょう。また、体温が少し下がると入眠しやすくなりますので、寝る30分前の入浴や軽いストレッチなどもおすすめです。

《質の良い睡眠を摂るための工夫》
・0時までにはベッドに入る
・寝る2時間前からはPCやTVのモニターを見ない
・寝室にスマホを持ち込まない
・間接照明やキャンドルなどを使う
・寝る前に軽いストレッチやぬるい温度での入浴をする
・深くゆったりとした呼吸で瞑想する

漢方サロンりんどうでは、生活指導のほかにも漢方薬やサプリメントのご相談にもお乗りいたします。
「血」の不足に心当たりのある方は、ぜひ一度ご来店下さい。

2017年7月30日 カテゴリー:健康・美容

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