4月は五感で菜花を愉しみ、月半ばから腹八分目に控えましょう

4月4日「清明-せいめい-」
万物が清らかで生き生きとした季節

・玄鳥至(ツバメきたる)
・鴻雁北(こうがんキタへかえる)
・虹始見(ニジはじめてあらわる)

4月19日「穀雨-こくう-」
穀物をしっかりと潤して育てるための春雨が降る頃

・葭始生(アシはじめてしょうず)
・霜止出苗(シモやみてナエいずる)
・牡丹華(ボタンはなさく)

4月は新しいスタートを切る始まりの月で生活の変化もあり、心身共に不安定になりやすい時期です。

菜の花、桜、ネモフィラ、藤の花見に出かけ体を動かし新陳代謝を活発にさせましょう。
生命力の強い食材を摂ることで体力を増強したり、イライラや落ち込みを緩和させて。

〈食養生のポイント〉

春の養生は五臓の「肝」の機能を高めることです。

〈肝心脾肺腎の五臓〉

五臓を西洋医学の機能に当てはめると

・肝=自律神経系、情緒など
・心=心臓の循環機能、意識など
・脾=消化・吸収機能、水分・栄養の代謝など
・肺=呼吸機能、皮膚機能など
・腎=生命維持機能、生殖系、泌尿器系など

冬の間に代謝が落ちて体に溜まった余分なものを取り除くのに役立つ春菊、菜の花、三つ葉などの旬野菜は香り、色彩、ほのかな苦み、歯ごたえと五感を刺激して愉しませてくれます。

●肝の働きを助け解毒する食材
菜の花、春菊、チンゲンサイ、三つ葉、アスパラガス 

●血や潤いを補って、肝の働き過ぎを調整する食材
クコの実、人参🥕、ほうれん草、レバー、ごま 

●気の巡りを良くして、イライラを改善する食材
グレープフルーツ、柑橘類🍊、紫蘇、ミント、香味野菜 

◆紫蘇(しそ)のジュース
紫蘇はソヨウという生薬です
・体を温める
・ストレスを発散
・香りは気を巡らせる

梅を漬ける時期になるとスーパーで束で並べられる赤紫蘇でジュースを作ると
透き通った赤紫色が美しく、体に良いドリンクができますよ。

◆春の土用
4月16日から5月4日

土用は季節の変わり目の養生期間です
急激な気温の変化に体が疲れてしまう時期ですので、旬のものを食べて体をゆっくりと休めましょう。
「まごわやさしい」の食材の和食を腹八分目に食べて胃腸をいたわると次の夏を乗り切る準備になります。

朝スッキリ起きられて、行動を起こすことがおっくうにならない日々を過ごせるように、
旬の食材に助けてもらい、
睡眠時間をしっかり取り、
適度に身体を動かしてストレスを発散しましょう。

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体を軽くしたい春です。
外食でカロリーが気になる時の食前に。

揺らぎやすい女性のカラダは季節にあわせた配慮が必要です。
薬が病気を治すのではなく
自分自身の免疫力が戦って病気を防ぐのですから。

2024年4月1日 カテゴリー:健康・美容

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