失って悲しい。だから「父親になりたい」と思えるようになった
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不妊・妊活
「私はがんばっているのに、夫はなかなか取り組んでくれないんです」
妊活のご相談で、よく伺うお悩みのひとつです。
食事や生活習慣を見直したり、体調管理をしたり……。
自分が一生懸命取り組んでいるほど、「どうして一緒にやってくれないの?」と、パートナーに対してもどかしさを感じることがありますよね。
では、そんなとき、どんな伝え方をすれば、パートナーも気持ちよく協力しやすくなるのでしょうか?
◆コミュニケーションには3つのタイプがあります
✦非主張型(受け身タイプ)
相手の希望や気持ちを優先して、自分の思いをなかなか伝えられないタイプ。
その場は穏便に済んでも、自分の中にストレスや不満がたまりやすくなります。
✦攻撃型(一方的なタイプ)
「こうしてほしい」と、自分の希望や正しさを相手に押し付けてしまうタイプ。
相手は責められているように感じ、反発したり、心を閉ざしたりすることがあります。
✦アサーティブ型(自他尊重タイプ)
自分の気持ちや希望を大切にしながら、相手の気持ちや考えも尊重するタイプ。
「どうしたらお互いに納得できるかな?」と、一緒に解決策を考えていきます。
妊活は、どちらか一方だけが頑張るものではなく、夫婦で一緒に取り組んでいくもの。
だからこそ、パートナーが協力したくなる伝え方として、アサーティブなコミュニケーションを心がけてみましょう。
◆「正しいこと」よりも「伝わり方」を大切に
妊活中は、「赤ちゃんのために、これをしてほしい」と思うことがたくさんあるかもしれません。
でも、正しいことを伝えようとするあまり、相手を責めるような言い方になってしまうと、パートナーは「自分が否定されている」と感じてしまうことがあります。
まずは、相手が落ち着いて話せるタイミングを選びましょう。
テレビを見ているときや、仕事から帰ってきて疲れているときではなく、ゆっくりしているときに。
また、真正面から向かい合うよりも、90度くらいの角度で座ったり、横に並んだりしながら話すほうが、緊張感がやわらぐこともあります。
そして、優しく語りかけることを意識してみてください。
◆たとえば、こんな伝え方
「私は元気な赤ちゃんを迎えたいから、食生活や生活習慣を少しずつ変えていきたいの。
ごはんだけは一緒にがんばってもらえたらうれしいな。
どんなことだったら一緒にできそうかな?」
「あなたもこうして!」と要求するのではなく、
「私はこう思っている」
「あなたにも協力してもらえたらうれしい」
「一緒にできることは何かな?」
と伝えることで、パートナーも自分の気持ちや考えを話しやすくなります。
〈 アサーション・コミュニケーションの4つのコツ〉
お互いを大切にしながら対話するために、次の4つを意識してみましょう。
① 相手を理解する言葉から始める
「仕事も大変だよね」
「忙しい中、協力してくれてありがとう」
まず相手の状況や気持ちを理解しようとすることから始めます。
② 「私は~」と自分の気持ちを伝える
「私は赤ちゃんを迎えるために、今できることを頑張りたいと思っているの」
「あなたは何もしてくれない」と責めるのではなく、自分の気持ちや考えを「私は~」で伝えます。
③ 具体的で前向きな解決策を提案する
「食事だけは一緒に気をつけてみない?」
「まずは平日の夕食だけ、一緒に考えてみない?」
「もっと協力して」という曖昧な伝え方ではなく、相手が取り組みやすい具体的な提案にしてみましょう。
④ 「あなたはどう思う?」と聞く
最後は、相手の気持ちや考えを聞いてみましょう。
「あなたはどう思う?」
「どんなことだったら一緒にできそう?」
一方的に結論を決めるのではなく、二人で相談しながら決めていくことが大切です。
◆二人で一緒に、妊活を
妊活中は、どうしても「私ばかり頑張っている」と感じてしまうことがあります。
そんなときは、感情をぶつけるのではなく、まず自分の気持ちを整理して、相手を思いやりながら伝えてみましょう。
「私の気持ち」も「あなたの気持ち」も大切にする。
そして、二人にとって無理なくできることを一緒に探していく。
それが、アサーティブなコミュニケーションです。
妊活は、夫婦の関係を見つめ直すきっかけにもなります。
「どうして協力してくれないの?」と責める前に、
「二人で一緒にできることは何かな?」と問いかけてみませんか?
円満な家庭を育みながら妊活を続けるための会話術として、ぜひ活用してみてください。
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