漢方生薬「茯苓-ブクリョウ-」を国内初、栽培技術を確立

9/22に配信された
日本海新聞のニュース記事です

———————–
日本きのこセンター・菌蕈(きんじん)研究所(鳥取市)が、
漢方薬の原料として欠かせない
生薬キノコ「ブクリョウ」の栽培技術を
国内で初めて確立した。
県内の新産業創出や中山間地活性化などにとどまらず、
漢方薬の国産化に向けた大きな弾みとなるか。
今後の動きに注目が集まる。
同研究所によるとブクリョウは生薬キノコの一種。
数ある漢方薬の約3割で使われており、配合比率も高い。
国内需要のほぼ100%を中国産に依存するが
同国でも消費量が増えており、
安定的なブクリョウ確保が課題となっている。
同センターは2013年から県の委託を受けて
生薬キノコを含めた栽培実用化推進事業に着手。
2016年から約3年かけて基礎研究を進め、
成長速度が約4カ月と短く、
需要が多いブクリョウに目をつけた。
研究を主導した奥田康仁農学博士(41)によると、
中国では急斜面の土中に自生する野生種の採取が主流。
しかし国内で同様に採取しようとすれば、
防虫や洗浄のコストに加え、
安定的な品質や収穫量の確保に難がある。
同センターは試行錯誤の末、直径、高さとも
約15センチ程度の原木を使った屋内栽培の手法を開発。
耐熱袋に入れた原木を高熱で滅菌した後に菌を定着させ、
温度と湿度を管理した屋内での栽培を可能にした。
————————-

現在、生薬は中国産が多く、
世界的に需要が伸びている背景もあり
価格が高騰しています
コロナ禍を通して
「安心、安全、高品質な国産商品」
を求める消費者の意識の変化があります。

このニュースは、質の良い生薬を安定的に供給して欲しい
という世情を後押ししてくれる朗報といえます

元々は中国で中医学理論のもと
「中成薬」と呼び数千年の歴史があります。
この知識が6世紀頃日本に渡り、日本の高温多湿な気候や
胃腸が弱い体質に合わせて配合されたものを「漢方薬」といいます。

漢方薬の原料を生薬と呼び、
草や木、動物や鉱物など、自然にあるものを使います

例えば、
ショウガを食べると体が温まりますよね!
このような植物などに備わった力を一つひとつ確かめ、
組み合わせてできていったのが漢方薬です
漢方サロン凛道は「漢方薬店」でもあります

漢方相談は無料で承ります。
漢方製剤の痛み止め薬や、
花粉症対策の漢方薬、
ステロイドの入っていない痒み止め薬、
湿疹対策の漢方薬など
あなたのお悩みに対してのご提案ができます
ご予約の上ご来店ください♪

2022年10月9日 カテゴリー:漢方のこと

この記事を見た人はこんな記事も見ています

原因は自分で分かっているけど、なかなか止められない

お客様相談窓口に60代女性から問い合わせがありました。 「おできが出来やすい。何かいいものは無いですか?」 医薬品登録販売者は、漢方薬「ワグ…

漢方のこと

まず漢方薬から、はじめてみようかな

不妊治療している訳ではないけれど タイミングを取るために排卵状態を病院で確認していた女性がいました。 36歳になり 本格的な不妊治療に切り替…

不妊・妊活.漢方のこと

漢方薬でこんなに早く身体が変化した!

凛道の漢方薬をご服用いただいて3ヶ月目のお客様から嬉しいメッセージを頂きました☺️ 〜ご服用中の漢方薬〜 &#x…

お客様の声.漢方のこと

りんどう妊活アドバイザーに相談しよう!

何からはじめたらいいかわからない
妊活ライフの不安
パートナーとの取り組み方
どんな小さなことでも構いません
まずはお気軽にご相談ください

漢方サロンりんどう
女性のカラダ相談室
女性スタッフ

「学び」と「気づき」で人生は変わる

りんどうセミナーのご案内