【養生】5月初めは腹八分目に。心と体を休める日を決めましょう

●5月5日「立夏-りっか-」
夏の始まりを示す日

・蛙始鳴(カワズはじめてなく)
・蚯蚓出(ミミズいずる)
・竹笋生(タケノコしょうず)

●5月21日「小満-しょうまん-」
万物が成長し、生命が満ちていく頃

・蚕起食桑(カイコおきてくわをはむ)
・紅花栄(ベニバナさかう)
・麦秋至(ムギのときいたる)

5月は陽に透ける若緑が眩しく、風は爽やかで過ごしやすい気候ですが、新しい環境に馴染むために心の負担がでてきます

五月病の初期の状態は、
◆気分の落ち込み
◆寝付けない
◆不安感
◆憂うつ感や倦怠感
がつきまとい、悪化すると学校や仕事に行けなくなったりします

肝の気の流れがとどこおり精神や情緒に乱れを防ぐために、香りのある野菜やかんきつ類・お茶などで
気の巡りを促して、
血の巡りを良くし
代謝を整え、
消化吸収をスムーズにして
心身のバランスを保ち、ストレスを溜め込まないようにすることが大切です

気を補うには休むこと
仕事も友人とも会わない休息日をスケジュールに書き込み、ゆったり自分のペースで気の向くまま過ごすのです
睡眠は一番の気の補給対策ですから22時に就寝を
ただ寝ているだけではなく、睡眠中は体内のリフレッシュタイムですから翌朝スッキリ起きられます

〈食養生のポイント〉

すこやかさの源である胃腸をいたわるために
◆脂っこくて味の濃いもの
◆甘いもの
◆冷たいもの
◆生もの
は控えましょう

◆補気(エネルギーを補う)力を持つ食材
米・イモ類・山芋類・豆腐・納豆・アスパラガス・豆類・かぶ・かぼちゃ・きのこ類・アボカド・さくらんぼ・いわし・うなぎ・エビ・カツオ・鮭・さざえ・サバ・さわら・たこ・たら・ぶり・まぐろ・牛肉・鶏肉・羊肉・豚肉 

◆怒りっぽい時や精神が不安な時に
そば・粟・豆腐・セロリ・白菜・きゅうり・トマト・ゴボウ

◆臓腑の働きの気を補い消化を助ける 
米・ハト麦・牛肉・鶏肉・鱈・山芋・じゃが芋・南瓜・いんげん・そら豆・椎茸

◆余分な水分を排出する
あずき・アスパラガス・インゲン・キャベツ・枝豆
 
◯胃腸にやさしいキャベツ
キャベツは五臓六腑のはたらきを調整してくれます。特に肝臓の機能向上、消化促進、補気などの作用があるとされます

◆ビタミンU(通称:キャベジン)は、市販の胃腸薬の重要成分でビタミンKとともに胃・十二指腸潰瘍の予防に役立ちます
◆グルコミノレートは、肝臓内にある有害物質を分解する酵素の働きを高めてくれます

キャベツを蒸籠で蒸すと薬臭さが取れてモリモリ食べられますよ
 
◯春の土用
5月4日までは土用で季節の変わり目の胃腸養生期間です

急激な気温の変化のため体が疲れやすいので、旬のものを食べて体をゆっくりと休めましょう

「まごわやさしい」の食材の和食を腹八分目に食べて胃腸をいたわると暑い夏を乗り切る準備ができます
   

朝スッキリ起きられて、
行動を起こすことがおっくうにならない日々を過ごせるように
旬の食材に助けてもらい
休息を優先して心身を休め
睡眠時間をしっかり取り
夏に備えて胃腸を休めましょう

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肝は血液の貯蔵庫です。血がたっぷりあって、ちゃんと巡っていることがすこやかさの基本です

揺らぎやすい女性のカラダは季節にあわせた配慮が必要です
薬が病気を治すのではなく自分自身の免疫力が戦って病気を防ぐのですから

2025年5月1日 カテゴリー:健康・美容

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