【養生】5月始めは腹八分目に。 風を感じ、香りを楽しもう

●5月5日「立夏-りっか-」
夏の始まりを示す日

・蛙始鳴(カワズはじめてなく)
・蚯蚓出(ミミズいずる)
・竹笋生(タケノコしょうず)

●5月21日「小満-しょうまん-」
万物が成長し、生命が満ちていく頃

・蚕起食桑(カイコおきてくわをはむ)
・紅花栄(ベニバナさかう)
・麦秋至(ムギのときいたる)

5月は芽吹きを伸ばし成長させていく時期です。
人も活動して友に会っておしゃべりして、新しいことを始めたい時。

養生というと体を休めることと思われますが、
人の体には季節に応じた流れがあり、初夏は活動的に過ごすことが次の時期につながる養生になります。
ただ、五月病で気分がすぐれない人は無理することはありません。気の流れをよくして元気を取り戻したら、動き出せばいいのです。
今の自分に合った養生を取り入れて、心地よい体を作っていきましょう。

東洋医学では、心が不調なときは、気が滞っていると考えます。

初夏は、暑すぎず寒すぎす体は安定します。 本来なら不調の出にくい時期ですが、「五月病」を患う方も。
この時期は、五臓の「肝」の働きが重要です。肝が弱っていると気が滞ってしまい、やる気がない、気分が落ち込むことになります。胸や脇が張るような不快感、食欲の低下、胃もたれ、ガスがたまりやすい、下痢と便秘をくり返す、といった不調も、気の滞りと関係があります。

〈心がつらい時の養生〉

◆好きな香りを楽しむ
気分が落ちているときに効果的なのは良い香り。肝が元気を取り戻して情緒が安定したり、胃腸の働きが整って食欲がもどったりします。
おすすめは柑橘類。爽やかで、気分が明るくなり、食欲も湧きます。
柑橘系は精油の種類も多いので、アロマを生活に取り入れ ましょう。ミントは頭をすっきりさせるし、ラベンダーは気持ちを落ち着かせ、ローズマリーは集中力を高める作用があるとされます。
香味野菜の紫蘇、三つ葉、春菊、パクチー、セロリ、バジルを料理に使いましょう。
スパイスの香りは、胃腸の働きを助けるので、シナモン、しょうが、八角などを活用。 花の自然な香りも有効です。
ポイントは「自分が好きな香り」であることです。

◆考える時間をちょっとでも止める
気持ちが停滞していると、よけいなことを考えてしまう。考えれば考えるほど、なぜか悪い方向に行くものです。
人は2つのことを同時にできません。ですから別の要素を入れて、1分でも1秒でも、悪循環になっている考えを止めましょう。
気持ちが何かにとらわれているのを離すには感じることです。 五感を刺激して、感じた感覚をちゃんと受け取り、言葉にしてみましょう。

◆換気して気の流れをよくする
部屋の換気をして、さらに深呼吸して体の中の空気も入れ替えましょう。 それだけで、堂々巡りしていた考えに風穴が空いたり、新しいアイデアが出てきたりします。
ストレッチで体を少し動かすのも気を通すよい方法です。

〈食養生のポイント〉

すこやかさの源である胃腸をいたわるために
・脂っこくて味の濃いもの
・甘いもの
・冷たいもの
・生もの
・食べ過ぎ
は控えましょう

◆補気(エネルギーを補う)力を持つ食材
米・イモ類・山芋類・豆腐・納豆・アスパラガス・豆類・かぶ・かぼちゃ・きのこ類・アボカド・さくらんぼ・いわし・うなぎ・エビ・カツオ・鮭・さざえ・サバ・さわら・たこ・たら・ぶり・まぐろ・牛肉・鶏肉・羊肉・豚肉 

◆怒りっぽい時や精神が不安な時に
そば・粟・豆腐・セロリ・白菜・きゅうり・トマト・ゴボウ

◆臓腑の働きの気を補い消化を助ける
米・ハト麦・牛肉・鶏肉・鱈・山芋・じゃが芋・南瓜・いんげん・そら豆・椎茸

◆余分な水分を排出する
あずき・アスパラガス・インゲン・キャベツ・枝豆

◯貝類アサリのすごい効果

縄文人は貝類をたくさん食べていた証として貝塚が遺されています。
 ・たんぱく質は筋肉、皮膚、毛髪、臓器を形成し、酵素、ホルモン、抗体の材料にもなる。あさりには必須アミノ酸がバランスよく含まれており低脂質でカロリーを抑えられます
・鉄は人体に必須のミネラル
・骨や歯を形成するカルシウム
・亜鉛は、皮膚や毛髪、味覚などを正常に保つために重要なミネラル
・高血圧やむくみを予防するカリウムが豊富
・魚介類の中でもビタミンB12含有量がとくに多い
・タウリンは、主に肝臓において生合成されますが、ヒトなどの哺乳類では生成量が少ないため、食事からの摂取が必要です

◯春の土用
5月4日までは土用で季節の変わり目の胃腸養生期間です

急激な気温の変化で体が疲れやすいので、旬のものを食べてゆっくりと休めましょう

「まごわやさしい(豆、ゴマ、ワカメ、野菜、魚、しいたけ、いも)」の食材を使った和食を腹八分目に食べて胃腸をいたわると暑い夏を乗り切る準備ができます

朝スッキリ起きられて、
行動を起こすことがおっくうにならない日々を過ごせるように
旬の食材に助けてもらい
休息を優先して心身を休め
睡眠時間をしっかり取り
夏に備えて胃腸を休めましょう

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肝は血液の貯蔵庫です。血がたっぷりあって、ちゃんと巡っていることがすこやかさの基本です

揺らぎやすい女性のカラダは季節にあわせた配慮が必要です
薬が病気を治すのではなく自分自身の免疫力が戦って病気を防ぐのですから

2026年5月1日 カテゴリー:健康・美容

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