12月は冷やさない、温める、負担をかけた後はいたわるを心掛けて
12月7日「大雪-たいせつ-」 雪が降り始め本格的な冬の到来 ・閉塞成冬(そらさむくふゆとなる) ・熊蟄穴(クマあなにこもる) ・サケ魚群(…
健康・美容11月7日「立冬-りっとう-」
冬の始まりを示す
・山茶始開(ツバキはじめてひらく)
・地始凍(チはじめてこおる)
・金盞香(キンセンカさく)
11月22日「小雪-しょうせつ-」
北から初雪の便りが届き始める頃
・虹蔵不見(ニジかくれてみえず)
・朔風払葉(キタカゼこのはをはらう)
・橘始黄(タチバナはじめてきばむ)
11月は空気の乾燥と昼夜の気温差が体にこたえます。
穏やかに体を温め胃腸をいたわり身体の水分を守ることが大切です。
自然素材の腹巻やレッグウォーマーで身体を温めて。
この時期はバリバリ活動するよりも、日光浴をしたり、ゆったり穏やかに日々を過ごしましょう。
水分補給はコップ1杯を一日何回か、喉の渇きを感じなくてもこまめに飲んでください。
〈食養生のポイント〉
11月は「肺」と「腎」を補おう。
「肺」は、酸素と二酸化炭素を交換する呼吸機能、水分代謝の調節、体温調節、免疫機能などの役割を持っています。
肺に潤いを与えて乾燥を防ぐ食材を摂りましょう。
「腎」は、生殖や成長、発育、ホルモン分泌、免疫系など生命を維持するエネルギー源です。
腎は寒さに弱いので体を温め、腎を助ける食材を積極的に取りましょう。
◆肺を潤し乾燥から守る食材
れんこん、大根、山芋、キクラゲ、白胡麻、松の実、銀杏、梨、りんご、ぶどう、みかん、柿、無花果、クコの実、アサリ、豚肉、蜂蜜、豆腐
◆辛味で邪気を取り除く食材
葱、生姜、紫蘇、にんにく、山椒、唐辛子(辛過ぎはNG)
◆気を補い胃腸を整える食材
うるち米、玄米、もち米、鶏肉、キノコ類、山芋、ナツメ、胡桃、豆類、芋類
◆血や体液を作り腎を潤す食材
きくらげ、胡麻、山芋、鶏卵、豆腐、小松菜、人参、イカ、牡蠣、アサリ、豚肉、りんご、ぶどう、クコの実
◆腎陽を補い身体を温める食材
葱、ニラ、胡桃、栗、黒豆、生姜、紫蘇、エビ、帆立、鮭、牡蠣、羊肉、鶏肉、牛肉、ヨモギ、シナモン、胡椒などのスパイス、黒糖
◆気の巡りを良くする食材
玉葱、らっきょう、そば、鮭、柑橘類、紫蘇、香草類、ジャスミン、胡椒
◆血の巡りを良くする食材
黒豆、黒酢、黒キクラゲ、黒糖、ニラ、蓮根、シナモン
《秋の土用》
11月7日までは秋の土用で、冬を迎えるための準備期間です。胃腸の負担
を軽くしましょう。
・この時期に避けたいもの
甘いもの
脂っこいもの
アルコール
食べ過ぎ
・空腹を感じてから食事をとることを意識して胃腸を休ませる
・腹八分目の和食
・適度な自然な甘みは脾を養う。黄色い食材であるかぼちゃ、サツマイモ、バナナ、マンゴーがおすすめ
・人は寝ている間に記憶の整理をし、体を修復します。なですから、10分でも早く布団に入る習慣を
・よく噛む
噛むことは食べ物を小さくするだけでなく、消化液の分泌を促したり、胃腸への負担を和らげたり、脳を活性化する働きがあります
朝スッキリ起きられて、行動を起こすことがおっくうにならない日々を過ごせるように、
旬の食材に助けてもらい、睡眠時間をしっかり取り、適度に身体を動かしてストレスを発散しましょう。
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体はエネルギーを蓄える時期です。栄養があってカロリーは控え目な酵素ドリンクが、増した食欲を抑える手助けになります。
揺らぎやすい女性のカラダは季節にあわせた配慮が必要です。
薬が病気を治すのではなく
自分自身の免疫力が戦って病気を防ぐのですから。
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